グーグルはAI登場でどうなるのか?

ウェブで仕事をしている人々は大きな関心事だと思います。

果たしてグーグルはどうなるのか?

AI時代の地域情報(その2) で言ったように、 ・今のところグーグルの検索とAIは全く別のものです。 「※2024年6月現在」 ここは色々な考え方がある所ですが、少なくとも地域情報がAIに奪われる事はここ1年程では起きないと思います。 もし、地域情報がAIに奪われる場合は、地域情報専用のAIが誕生する事ですが、なぜ起きないかと言うと 社会では絶えず新しい事が起きているからです。 AIはあくまで情報を得た学習が必要です。その情報を溜めループさせ、表に出すリソースが必要です。そしてAIは自然言語とニューラルネットワークという脳を模したプログラム処理です。いわゆる正しい情報を提供するという仕組みでは有りませんのでまだまだ調整や経験や安全性の確認が必要になると思います。 たとえば事業者のウェブサイトは「そのお店が公開した情報」です。その情報がネット上で速やかに顧客に届くという事が重要になる訳です。グーグルはその仕組みを1998年から作り上げてきた事になります。 AIとは根本の仕組みが違います。 2024年6月現在、AIはいわゆるグーグル的な検索をするものとはちょっと違うと言えるでしょう。 ※但し「孔子の言った有名な言葉10個を上げてください」という問いには10個の言葉を返してくれます。 なのでグーグル向けの検索とAI向けの質問があるという感じです。ChatGPTは現在ウェブサイトを探すものでは有りません。 現在のLLM型AIは調査や、数学的な処理や、プログラミングや、学習や、アート、映像、音楽、歴史、編集等、膨大なデータから何か作り出すのに有効なツールになります。

グーグルを利用する人々

グーグルはペナルティ的に検索の質を調整するときがあります。 それは結局、視聴率が収益に直結する為に広告収益を得るためにやたらとキーワードを並べたり、過去においては自然言語プログラムで不自然な文章を作ったり、(AIの原型はここですが)して大量にページを作る人間が現れたりした為にグーグル検索内部がスパム(無意味な情報)に汚染される事が多々起きる為です。 グーグルは懲罰的にそれらのいわゆるスパムサイトを検索から除外するか一気に圏外に飛ばすという事を何度もやりました。 パンダと言って「検索の品質」を汚す行為をするサイトの順位を下げたりです。 ただ、今は数兆ページに及ぶウェブ情報の全てを計算式で調整する事はある意味不可能なんだと思います。 ちゃんとしたページも圏外に飛ばされる事が多発し、グーグル自体が品質の評判を落としています。 それが2023年9月に行ったアルゴリズムの変更で、2024年3月に行ったコアアップデートで壊滅的にアクセスが減ったページが多数生まれました。 グーグルの発表だと45%のサイトが影響を受けたという事です。 上記で説明した通り、グーグルは100%正確なアルゴリズムの作成はもはや不可能です。 しかも、出版社の20%程が95%収益が落ちたところがざらにあり、それらの会社はもはや倒産するしかない所も多数生じました。 それは果たして世界中の情報を扱っている会社がやる事でしょうか? そこに大きな猜疑心が生まれた事も事実です。 それを解消するために、今、グーグルは必死に挽回しているようには見えます。 グーグルは世界中にデータセンターを持っています。 Google Cloud のネットワーク これらのデータの最も近い場所のデータを表示するというか最早データ格納は細切れで世界中に格納するようになっているかもしれません。 これらのデータセンターの処理能力の問題もあります。 グーグルは大雑把に言うと 1)クローラー(データを集める) 2)データを保存 3)データアルゴリズムで順位付け 4)検索表示 というプロセスを踏みます。問題はここのデータ保存とデータのアルゴリズムのが都度変更され、それがとんでもない結果を表示したりする事です。 しかも、ここは多分AIと同じでどうなるかはもはやエンジニアも分からない状況になっているはずです。 ですので検索で上位表示するというのはもはやグーグル次第です。グーグルのエンジニアでも出来ない事が外部の誰に上位表示するなんていう事で出来るでしょうか? もはやそれは無理です。 今、世界中で広告代を稼ぐサイトがはびこっています。Youtubeも同様です。 「全国なび」も運営費用はグーグルの広告費用で運営されています。 それは2000年代に新しい経済圏を作りました。 しかし、視聴率がお金に直結するので2010年代に視聴率を稼ぐコンテンツ制作がはびこりました。 例えばAbemaとかはTV朝日が後ろにいて視聴率を稼ぐコンテンツを意図的に作り上げています。 それはジャニーズ的にYoutube上でのスターを作り、そのスターを育成し金儲けをするという手法と同じです。 真面目に仕事をして真面目に情報を作り上げる人が取り上げられるのでは無く、意図的にグーグルの弱みを握り、そこを狙ってページを作ったり、動画を作る人々がネット内ではびこるようになりました。 ですので一般の普通のお店がウェブサイトを作ったからといってもはや見られる事すら大変な状況になっている訳です。 これは非常に難しい問題でもあります。表現の自由や、ネットの自由とは相対するものです。 SEOという言葉を聞いた事がある人もいるはずですが、最早グーグルはどこかの誰かがちょっと何かをやったからといって何か出来る仕組みでは有りません。

AIはグーグルを超えるのか?

そういう意味ではAIがグーグルの牙城を奪いに行く可能性はかなり高いです。 また、グーグルはそれを現在最も恐れているでしょうし、それにどう対抗するかを考えていると思います。 グーグルもGeminiというAIを作っていますし、Cloudを使って懸賞金を掛けてAI作品を募集していますが、その普及率はOpenAIの方が遥かに速いです。特にOpenAIは画像もほぼ数十秒で作ってくれるのでグーグルだけでなく、Adobeを食う可能性もあります。 しかも速度が急速なので、現在は蜂の巣をつついたような状況になっています。

インターネットの登場時と似ているが遥かに速い

現在、AIについてはまだ他人事のように捉えている人々がほとんどだと思います。しかし、アンテナの感度が良い人はもう何が起きるのかを注視しているはずです。事業もAI抜きでは語れない時が来るでしょう。 その為に地域情報がどうなるのか今から未来を見据える必要が有り、そういう人々が未来に勝ち抜いていく人になっていくはずです。日本は今、インバウンドが増えて来ており、外人が増えてきています。 多言語対応も必要になってくるでしょう。AIは多言語の翻訳も非常に優れています。 メニューにタブレットを置いておくだけで外人にも理解出来るように出来るでしょう。 ずはそうやってAIは社会実装される社会になっていくはずです。英語学習もそうです。現在でもAppleのSiriを使っている人はほとんどいないでしょう。アンドロイドのアシスタントもそうです。精度があまりに悪いからです。 それをぶち壊したのがChatGPTです。精度が遥か彼方まで上がった。 翻訳精度はかなり向上しました。もはやYoutubeでは世界中のコンテンツを翻訳してみられます。学習はAIや動画でも出来るようになりました。社会は本当に変わり始める入口にいます。

本当に進んだ未来は?

例えば今の個人認証はスマホになってきています。 「地域情報も、AIに今日はこの在庫があるので10個だけラーメンを400円引きにするよ。  お客さんのスマホに送って」と言うと、顧客のスマホに一斉に流すとかが可能になるかもしれません。」 QRコードのようなものでお店を登録する事は今でも可能です。 なのでそういうAIを作る事はある意味可能です。 今度、アップルのスマホにChatGPTやMetaのAIが乗る予定ですので、そうなっていくかもしれません。 ただ、世界中の人々が使うとなると情報量も半端じゃなくなります。今のGPUのリソースで、近々に可能になるのは難しいでしょう。ただ、量子コンピューターが稼働すればそういう未来も可能です。 そうなると、その時は社会も変容しているでしょう。AIが活躍するフィールドは多岐に渡ります。そうなると人間は働かない国が登場しそうです。 日本はレアアースが大量に発見されたニュースがありますが、資源を売っている間に人口減少が進み、それこそベーシックインカムが可能になるかもしれません。 最後に下記の動画を紹介します。ターミネーターのような未来にならないようになれば良いのですが。。。。

より良い未来にかんする私の重要なメッセージ 日本語訳有り

※この動画は「良い未来」とは、人間と技術が調和することを意味し、技術を使って大きな課題を解決しつつ、人間らしさを失わないことが重要であると述べています。抽出型経済から循環型経済へ移行し、再利用可能な製品や再生可能エネルギーを推進すべきであり、技術は目的ではなく手段であるべきだと強調しています。また、AIは支援的であるべきであり、透明なアルゴリズムやプライバシー尊重が必要であるとしています。人間の創造性や共感を重視し、グローバルな協力モデルを見直す必要があるとも述べています。最終的に、技術進歩だけでなく人間の繁栄と地球の健康も含めた進歩を目指すべきだと訴えています。 記事:丸山 真吾

投稿日:2024-06-27


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