第3章 AIの正体(何が起きているのか)

コラム:AIの正体とAIが及ぼす影響

 未来を語る上でAIの話は割けて通れません。
今後、AIが社会的に大きな役割を担ってくる可能性が高い。
 唯一問題があるとすれば政府の関与が疑われます。法律を改定される可能性が無い訳では有りません。
ヨーロッパあたりでデモが起き、人権についての話が沸き起こる可能性はあります。
そうでなければ今後もあらゆる業態が壊れ、新たな業態が出現してくる事が予測されます。


なくなるプライバシー

 話は少し逸れますが、私達のプライバシーはどんどんなくなる状況にあります。
特にスマートフォン時代が始まり、ますますあなたが何者で有るかは完全に分析される道具になっています。
それはあなただけでは無く、世界中の人間の行動が分析されるようになっています。
あなたが何気無くインストールしたアプリにあなたを監視するコードを悪意のあるプログラマーが仕込んだ場合、
あなた自身を覗かれる事も不可能では有りません。

 あなたの嗜好、あなたのパターン、あなたの行動全てが記録されている。
このような時代は過去無かった訳です。

 それを元に、どこで誰が何をどのようにするかの予測が可能になる。
これらのデータを持ったところがビジネス的にも優位になるのは当たり前の話です。
それは政府よりも大量に細かい個人のデータを持った企業が出現している。しかもそれはグローバル企業によって行われています。

単純に言えばあなた自身がAIの学習の元になっている
という事になるのです。

加速するAIの知能蓄積

 AIの登場はネットの進展と共に加速しています。
AIそのものは1956年に学問の分野として確立されたという事ですからいわゆるSFの世界としてはもっと古い事になります。 ロボットの概念と知能という概念を創造した人はコンピューターの登場以前から創造されていたものです。 それらは単なる空想のもので有った。 しかし、その空想が現実化しているのです。しかも急速にそれらが起きています。 しかし、AIそのものの話を掘り下げるだけでかなり難解な話になってしまいますのでここではあまり掘り下げず、ざっと何が起きているかを考えてみましょう。

人工知能は色々な分野で活用されはじめています。アルファGoという人口知能が碁において人間に勝利したのは有名です。

※今は便利なものでYoutubeでも学習出来ます。  

 いわゆるグーグル等の検索エンジンもそうですが、検索エンジンの扱うのは基本的にはデータです。 単純に言えば従来検索エンジンは文字を検索する道具でした。 しかし、インターネットが拡大する事により検索エンジンの意味が変わりだしました。

SNSの発達

 同時にSNSの発達も関係しています。 SNSは単純に言えば、大昔のパソコン通信のようなものです。 しかし、そこでやり取りされる言語は世界中の言語で有り、あらゆる場所から画像が投稿されています。 単純に言えば、それら大量のデータを学習する仕組みがもはや出来上がり始めている(出来上がった)のです。

 そこでは様々な会話が行われており、単純に言えばこの文章もネット上で見られるようにした時点でディープラーニングに解析される文章になります。ディープラーニングはギリシャ系キプロス人と中国系シンガポール人のハイブリッドな若者によってもたらされました。 チェスの神童だったという事でゲームの開発者でもあったという事です。  

 グーグルが彼らをM&Aした事でネット内のAI化が加速した状態になっていると言えます。

 例えば日本語も特殊な言語で言葉は連続して続く言語です。
英語のようにアルファベットの組合せと空白を組み合わせた言語で無いために 日本語は形態素解析と言って言語を分解する必要があります。
その言語に主語・述語・副詞・形容詞等の文法、日常会話等の自然言語処理等が発達して来ました。 単純に言えば、パソコンの辞書がそうです。
文脈に沿って自動的に漢字や平仮名を選択する技術の背景には言語処理の進展があります。 『AI』は、それらの言語処理・画像処理等のデータ処理の先にあるものなのです。

逆にAIにさとられないようにするにはそういった技術を使わないという選択肢しか有りません。

インターネットにより加速しているAIの性能

 近年のAIの発展はネットの発展を抜きには語れません。 AIの正体は一体何者か?実はそれは貴方も関わっています。 私も関わっています。

 AIの正体はこの私達のあらゆる文章やメールや投稿等のやりとりです。
わかりやすいのは迷惑メールのフィルタリングです。
迷惑メールをフィルタリングするにはそのメールの中身を分析して、迷惑メールに当てはまるかどうかを判定する仕組みがあります。 そうなるとメールそのものが分析されている事になります。

この文章も遠くない将来、グーグルのサーバーに蓄積されます。
そこでグーグルはこの文章を解析する。
そして、この文章の言葉の使い方を学習し、それを知識のデータベースへ反映させる。
それこそ膨大なやり取りを読み解くのです。
実は楽天のデータ、ニコニコ動画のデータ等は学術用に提供されています。
その膨大な皆のやりとりのデータを分析し、解析する。
そして様々な膨大なデータを元に何がどうなってどうしているのかを理解していく。
そしてパターンを理解していく事になります。


朝はおはようと言う。お昼はこんにちわと言う。 そして、その次には気分はどうですか?というような会話を生み出す。 それらの大本のデータはまさにフェイスブックのやり取りやメールや口コミ等全てのデータを学習しているのです。

 友達への言葉使い。敬語、それこそあらゆるデータが解析の素材になります。 どのようなシチュエイションの時に、人間が何をするのか。。。。
今現在もひたすらディープラーニングは学習をし続けている。

紐づく個人情報

 それはあなたの経済活動にも向けられます。
あなたがいつどのような時に何をどう購入するのか。
まだ、それらのデータは紐付いてはいませんがあなたの端末には紐付いています。

 あなたの端末とあなたの行動はいつ何時紐づくか。
(実はSNSの登録データが実名の場合個人とそれらの情報はもはや紐付いていると言えます。)
日本のセブン-イレブンが何故本家のセブン-イレブンを抜いたのか。
それはPOSレジによる地域の購買分析です。

 どの地域でどのような商品が売れるか。
在庫管理はどのようにするべきか等、それらのデータの蓄積がセブン-イレブンの拡大を生み出しました。

今、人類がスマートフォン時代を迎えた事で、私達個人が分析の道具になっているのです。
そしてそれが及ぼす今後の影響についてはまだ予測出来ません。

それは右に行った場合はこうなる。
左に行った場合はこうなるという予測しか出来ません。

 中国では顔認証技術が政府により構築されています。
それは監視カメラによりカメラに写った場所時間等を把握される事で
その人間の行動パターンもわかる事になります。

 私達普通の人間の生きる速度は、人類の進化のスピードによる速度でした。
しかし、AIの登場はその速度を加速度的に早める可能性があります。

 勿論それに取り残される人々が登場する事になります。 それは私かもしれませんし、あなたかもしれません。そんな時代が訪れている事になるのです。
 次にスマートフォン革命についてのコラムを書きます。

第一章:コラム:時代の大変化

日本で何が起きているか説明・私達の未来はどうなるのか

第二章:コラム:変わりゆく産業

景気が良いのは一部の大企業

第四章:第四章:スマホ革命の到来と情報

膨大な脳が地球上に現れた

投稿日:2018-06-21


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