
第2章 変わりゆく産業
第2章 変わりゆく産業
第一章は音楽の革命を取り上げました。
同様の革命的産業崩壊事象は書籍についても起きています。
街のCD屋さん・レンタルビデオ店も同様です。
現在紙媒体を読むのは中年以降の実際の本を読む世代になっています。
書店・コンビニにおいても書籍を買う層は限定的に。
逆に電子書籍の売上は増えている。
長期的に書籍の購買は低下しており、ここでもネット革命による産業崩壊が進行しているのです。
この業態崩壊はアマゾンによってもたらされたものです。
アマゾンは何故かあまりメディアに取り上げられる事は有りません。しかし実業に対する影響力はグーグルやアップル以上と言えます。
アマゾンのC・E・Oのジェフペゾスは世界一の長者ですし、イーロン・マスクのスペースXよりも先に自動着陸のロケットを成功させました。
アマゾンの凄さは実業でIT革命を起こしている事です。
レジの無いコンビニをどこが普及させるか。中国の会社か、アマゾンなのか。
いずれコンビニから人が居なくなるのは時間の問題と思われます。
何故かそれらを取り上げる日本のメディアもあまり有りません。
ジェフペゾスがルックス的に映えないのか。ニュース素材として視聴率が取れないのか。。。
本来、日本の中からそのような事業者が出てくるべきですが、トヨタでさえそこまでの事業実行は見えていません。
※但し、まちぐるみのハイテク化は実験しているので社会の変革についてはトヨタが最も可能性があるかもしれません。
今、日本でグーグル・アマゾン・アップルのスケールの事業者は皆無で有り、ITはほぼアメリカの独壇場になっています。
それらはより加速しており、IT企業が世界政府よりも力を持つ可能性さえあるかもしれません。
それはアメリカの企業に世界中の情報が集中している事。
国内企業を崩壊させる力を外国企業が起こす事が始まっています。
日本の大企業はデータ改ざん等が明るみになり、東芝は原子力で大赤字、もしトヨタが電気自動車での主権を失った場合、日本は基幹産業さえ失う状況になります。
政府は口当たりの良い事を言っていますが、それらは嘘だと言えます。
かといって日本が不幸なのは今以上の政治家がいない事です。
政治家達は結局自分達の器の中で延々と無意味な喧嘩をしているようなもので
国民を全く見ていません。
その間にも日本は革命に確実に乗り遅れています。
その状況を説明していきましょう。
事業そのものが政府の規制の上に成り立っている以上、
規制緩和をしないと諸外国に太刀打ちできなくなります。
ところが国民はまだメディアの扇動に踊らされており、くだらないモリカケ問題を1年も掛け国会の時間を独占。
日本を本当にどうするのか?という大テーマについてはほとんど取り上げられません。
あと10年経つと日本の問題が大噴出し始めます。
その時に手を打とうとしてももはや手遅れなのです。
結局、メディアも資本主義の洗礼を受けているのです。巨大メディアは新聞や、雑誌、テレビの視聴率を稼ぐ事が利益の源泉になのです。よって嘘や大げさな記事が横行し、売らんが為の情報を流布するようになります。
とくにテレビは時間を管理され、言うことを管理され、主義主張に基づいた情報が流布されています。
いわゆる司会者やコメンテイターと言われる不気味な人々は自分の考えを述べているだけですが
それが果たして日本の為になるのかどうか。確かに言論の自由は重要ですが、メディアの異常な情報垂れ流しも資本主義の洗礼の結果、安いタレントを使い、その時間を埋めるという事に他なりません。
IT革命は馬鹿にできない領域に入ってきています。
例えば皆が良く聞く「AI」とはなにか?「AI」をきちんと説明出来る人が現在どのくらい居るでしょうか?
このAIは実は皆さんが作っているのです。
例えばこの記事も同様です。
この記事がAIの元になる。それは従来人類がたどり着いたことの無い領域にコンピューターが進化した事で起きたことです。
人間とAI、人間はAIには絶対に敵わない。何故ならAIはエネルギーだけ供給されれば休むことが有りません。
人間の何万倍?いや何億倍と言える学習をしている訳で、もはや人間が敵う訳がありません。
次の章では「AI」を説明しましょう。
日本で何が起きているか説明・私達の未来はどうなるのか
AIによって一体何が起きるのか?
投稿日:2018-06-20
カテゴリ:NEWS